経営戦略の中でも重要な項目がPPM(Product Portfolio Management)で、この考え方はボストンコンサルティンググループが開発しました。
PPMでは、各製品・事業を市場全体の成長率と自社の競争上の地位により、事業分野への投資の配分や撤退を選択する基準の理論的バックボーンになります。
@花形製品
市場成長率、市場占有率が共に高い製品で、製品ライフサイクルの成長期に属することが多いと言う特徴があります。売上・利益共に大きいため資金の流入は大きくなりますが、市場成長が見込めるため販促活動・製品改良などの投資も必要です。結果的に、資金の流入≦資金の流出の関係があります。
A金のなる木
市場成長率が低く、市場占有率が高い製品で、製品楽府サイクルの成熟期に属することが多いです。市場成長率が低いためライバル企業の参入も少なく、製品改良のペースも落ちるため、資金の流入>資金の流出の関係があります。
B問題児
市場成長率が高く、市場占有率が低い製品で、製品ライフサイクルの導入期・成長期に属します。シェアの増大・新製品開発などのため、投資が必要な時期になるため、資金の流入<資金の流出の関係があります。
ただ、ライバル企業の動向によって、費用対効果が低ければ撤退すべき場合もあります。理想的なのは、占有率を高めて花形製品の領域へ移行することです。
C負け犬
市場成長率、占有率が共に低い製品です。製品ライフサイクルが衰退期に属する製品です。こうした製品については市場から撤退することで資金の流出を防ぎ、他の資源への投資に切り替える必要があります。

